映像コントアワード2018デジタルコンテンツに特化したお笑いカンパニーであるキャロット株式会社(Carrot Inc.)が『映像コントアワード2018』を開催しました。多くの映像コント(スケッチ)が公開され始めた2016年より、3回目の開催となります。映像コントおよび21世紀のお笑いにおいて必要な要素を価値基準として全11作品を選考しました。 2018年は映像コントの製作を行うグループはまだまだ少なく、継続的に製作しているのは2グループという状況でした。 内容に関しては、奇をてらった作品、超大作の作品というよりも、「映像コント」に対する基礎的なクオリティが高まったという印象でした。そういった意味では、各グループが思い描く「映像コント」がここにきて一度定義づけられた年だったとも言えます。 受賞作にはお笑い評論家の菅家しのぶさんによる解説があります。まずは作品を体感し、次に解説をもとに再視聴し、その他の素晴らしい映像コントにも触れていただければと思います。 視聴者にとっては作品ガイドとなるように、制作者にとっては活動の励みになるように、お笑い界にとっては一つの価値基準となるよ