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Carrot Inc.の使命は、

全ての冒険心を持つ人々へ革新的なお笑い体験を提供し、

多様性あふれる豊かな世界の創造へ寄与することです。

 

お笑いを観ることで何か抱えていたものが、ふと気楽になったことはありませんか?

 

私たちは“お笑いの力”を信じています。お笑いには、楽しい時間を過ごせたり、嫌なことを忘れさせてくれたり、孤独感を埋めたり、活力を得られるなど様々な力があります。そんな数ある“お笑いの力”の中でも最も強いものが「ふと気楽になる作用」だと私たちは考えています。そしてこの“お笑いの力”が文明の大変革期を迎える21世紀において非常に重要な枠割を果たすと確信しています。

 

お笑いが持つ「ふと気楽になる作用」は先人たちの作品の中にも多く見受けられます。

 

例えば、ダウンダウンのコントに『スキマ男』というものがあります。スキマ好きの浮浪者がマイホームを持つ核家族の家と家の間(スキマ)に入り込み、居住者や駆けつけた警官に支離滅裂な要望を投げかけるというものです。このコントを観た視聴者はバブル崩壊という時代のなかで「マイホームを持つ核家族だけが人生ではない」とふと気楽になったのではないでしょうか。

 

また、古典落語の演目に『粗忽長屋』というものがあります。そそっかし過ぎて自身が死んだことに気づかない熊五郎を、同じ長屋に住む親友の八五郎が、行き倒れた熊五郎の死体がある浅草寺まで一緒に引き取りにいくというものです。この落語を観た観客は地域社会のつながりが濃い時代のなかで「親友の死による悲しみ」がふと気楽になったのではないでしょうか。

 

さらに、モンティ・パイソンのスケッチに『殺人ジョーク』というものがあります。第二次世界大戦中のイギリスにて必ず笑い死んでしまう「世界一面白いジョーク」が開発され、これを殺人兵器としてドイツ軍とジョークの応酬による大戦を繰り広げるというものです。世界大戦で喪失感に陥ったヨーロッパ人はこのスケッチを観て「真面目な戦争こそバカバカしい」とふと気楽になったのではないでしょうか。

 

このようにこれまでもお笑いが持つ「ふと気楽になる作用」で、多くの人々が抱えていたものがふと気楽になり、勇気を持って前へ歩んでいけるようになりました。

 

そして21世紀−−−。私たちがお笑い体験を提供する今世紀はグルーバル化と情報革新で目まぐるしく世界が変化を遂げる時代です。一部では思想・宗教・民族・文学などの絶対的なものが国家という生存のプラットフォーム上で趣味のような存在になるのではと言われています。もう一方では、コンピューターが人間の脳を超え、人工知能や感情を持ち、人間の生活や脳の一部として共存するとも言われています。このような大局的な文明の流れのなかで「ふと気楽になる作用」は20世紀以上に世界の前進に寄与すると私たちは考えています。

 

あるときは「ふと気楽になる作用」が他者の価値観・主張・文化を認め合う多様性の形成に役立つはずです。国内では「原発反対派の新郎と原発推進派の新婦による結婚式のコント」が配信されることで、対立が激化する双方の主張の潤滑油になるかもしれません。国外に向けては「とにかく他の宗教を褒めることを第一義とする宗教のコント」が配信されることで、宗教間の軋轢が少しは緩和されるかもしれません。

 

また、あるときは「ふと気楽になる作用」が豊かな世界を創造するうえで役立つはずです。「革新的なポーズを発表する世界的起業家のコント」を配信することで、ビジネスや社会のアイデアの刺激となるかもしれません。「妊娠9ヶ月目で上場にこぎつけた起業家のコント」を配信することで、年齢や境遇におけるリミッターを外した大胆な行動ができるかもしれません。

 

先人たちのお笑い作品が社会や世界や人類の発展を願うことを目的として創られたわけではないでしょう。何らかの背景(コンテクスト)はあるにせよ、あくまでもその時代のその場所で「面白い!」と感じたから、ただただ創ってみただけというのが本意のはずです。それは私たちも同じです。しかしながら、だからこそ“見えざる手”にも似たこの「面白い!」という直感が、人類が抱えてるいものに向けて「ふと気楽になる作用」をもたらすのだと私たちは信じています。そして、オーディエンスを通して多くの人々を「多様性あふれる豊かな世界」へ導くと信じています。

 

Carrot Inc.のお笑い体験が皆さまに少なからずの未来への勇気を与えられることを願って活動を続けていきます。

◆5ステートメント◆

1. お笑いにおける新たな表現フォーマットを確立します。

 

「落語」「漫談」「漫才」「コント」などスタンダードなお笑いの表現フォーマットの最新版として、デジタル技術を駆使した「スケッチ(映像コント)」を確立し、お笑い体験に革新をもたらします。

2. お笑いにおける新たなライフスタイルを創造します。

 

地域社会が栄えた時代の「寄席のお笑い」、高度経済成長の時代を支えた「テレビのお笑い」に次ぎ、モバイルデバイスが普及したソーシャルな時代に自然な形で生活に馴染む「Webのお笑い」をデザインします。

3. デジタル時代に適合したお笑いのビジネスモデルを設計します。

 

経済的評価が低いデジタルコンテンツにおいて、オーディエンスと芸人の双方にメリットのある再現性の高いビジネスモデルを設計し、そのノウハウを後世へ共有して持続可能なものとします。

4. 21世紀に適合したお笑い界を醸成します。

 

従来の年功序列的な「垂直統合型のお笑い界」ではなく、ミュージシャンのように個々人が独立した「水平分業型のお笑い界」を醸成します。そこでは音楽界における「remix」「featuring」のような芸人同士の活発な関わり合いによる文化を築きます。

5. 世界的なお笑いネットワークを構築します。

 

世界各国のお笑い芸人からなるNPO法人を設立し、各芸人の「お笑い活動」から「多様性あふれる豊かな世界の創造」への具現化を果たします。

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◆30ヵ年計画◆

2015年

主にスケッチを配信するCarrot.jp サイト公開

2016年

スケッチをCarrot.jpにて定期配信

2017年

プログラム(30分番組)をCarrot.jpにて定期配信

2018年

オンラインサロンをCarrot.jpにて運営

2019年

革新的なお笑いのデジタルパッケージを定期販売

2020年

Carrot.jpの多国語版 サイト公開

2021年

お笑い企画を配信するTomato.jpおよび多国語版 サイト公開

2022年

ビジネス&テクノロジー エンターテイメントを配信するCorn.jpおよび多国語版 サイト公開

2023年

ネイチャー&サイエンス エンターテイメントを配信するPotato.jpおよび多国語版サイト公開

2024年

コアなお笑いを配信するGarlic.jpおよび多国語版 サイト公開

2025年

ハリウッド規模のお笑い映画を定期公開

2027年

次世代のベンチャー芸人育成のための世界最大級のお笑いスタジオ設立

2030年

グローバルメンバーで構成された芸人グループを世界同時デビュー

2035年

世界にお笑いのネットワークを構築するためのNPO法人設立

2040年

デジタルを駆使した世界最大級のお笑いテーマパークを開園

2045年

Carrot Inc.のミッションを永続的に繁栄させるシステムの構築

多様性あふれる豊かな世界へ

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◆活動支援のお願い◆

この活動に共感して頂けましたら支援金のご協力をお願いします。支援金は衣装・小道具・ロケーションなどお笑い作品を制作する上での活動資金として使い切ります。使途は当サイトにて明確にご報告させて頂きます。そして皆様へ"革新的なお笑い体験”を提供することを固くお約束します。

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